私が、ミニマリストに「ズボラ」な方が多いかもしれないと感じたきっかけは、サジェストを調べると、「ズボラ ミニマリスト」があったこと。
そして自分を振り返ってみても、「面倒事を極力減らすにはどうしたらいいか?」その答えとしてミニマリストになった部分もあるから。
この記事では、ズボラのためにモノを減らすメリットと実践方法について解説。
ぜひ、最後までお読みください。
【ミニマリストはズボラなのか?】メリット
「ミニマリズム」のメリットと似通うところもありますが、一番は「したくないことがそもそも発生しないこと」。
私が実際に感じているメリットは以下の3つ。
- 迷わない
- 家事を減らせる
- メンテナンスがラクになる
- 多少だらしなくても、悲惨にならない
順番に見ていきます。
迷わない
「あれ、どこにやったっけ?」
「集中したいけど、周りに目が向いてしまう」
上記のような、「判断の迷い」がなくなります。
モノが少ないから探し物が埋もれることもなく、「漁る」という行為もなくなる。
管理もしやすくなるので、定位置を決めることにさほど苦労をしません。
家事を減らせる
家事の工程そのものは、代行サービスを使わない限り省略できませんが、減らすことは出来ます。
- 少しの手洗いで済み、食洗機すらいらなくなる
- お掃除ロボットの障害が極力なくなることで、掃除をほぼ丸投げできる
- 洗濯物も少ないので、単純にかかる時間が減る
時短家電の王道である食洗機やお掃除ロボ、自動乾燥機付き洗濯機の小型化が容易になる。
すると、設置場所や購入のハードルもクリアしやすくなり、ランニングコストも抑えられる。
メンテナンスがラクになる
モノを買ったら自動的に発生する、「メンテナンス」という行為も減らせます。
厳密にいえば、「さほど大事にする気がないモノ」にかかるメンテナンスを減らせます。
自分の愛用品や、大事にしたいモノにかけられる時間が増えることで、満足が得られます。
メンテナンスをする気がなくても、どうしてもモノには「捨てる」という行為が発生するので、時間が奪われます。
多少だらしなくても、悲惨にならない
多少、置きっ放しや脱ぎっぱなしがあっても、悲惨的な状況にはなりにくい。
モノが少ないので、気が向いた時に少し行動すれば、キレイな状態を保てます。
【ミニマリストはズボラなのか?】実践方法
自分が感じている、大きく面倒くさい「やらないといけないこと」から逆算して減らすこと。
例えば掃除は好きだけど、洗濯は面倒。洗濯の〇〇と〇〇が特に面倒。
やらなくてはいけないけど、非常に億劫に感じる作業をできるだけ細かく割り出していく。そして、個別的に改善策を調べていきます。
その他、いちいち中身を取り出して掃除しないといけない、収納ボックスそのものも減らす。
- 小さいサイズのボックスで十分でないか
- そこに入っている物を捨てられないか
- そもそも収納する意味があるのか(直置きの有無)
例えば上記のような問いをたてましょう。
【ミニマリストはズボラか?】まとめ
個人的にミニマリストとズボラの親和性は、非常に高いと思っています。それは、ズボラを考えた際に「ミニマリズム」の概念に触れると考えているから。
「より少なく」の実践に伴い、余白と時間を生み出していく。このミニマリズムの精神は、効率化。
徹底的にやらないことで、だらしなくてもいいようにする。ズボラも見映えは悪くても、効率化につながる。
家事や「やらなければならないこと」が多すぎれば、「方法」の箇所で述べた「個別具体化」にも手間と時間がかかります。
なので、モノを減らしてそもそも「考えるべきこと」を減らすことが、ズボラの1歩でもあります。
収納術や便利グッズの情報が溢れる現代だからこそ、「そもそもモノを買わなければいいのでは?」という問いが必要になってくるでしょう。
では、また。