
こういった疑問に答えます。

この記事の内容
- ミニマリストとは?
- 断捨離との違い
- 必要最小限とは?
- メリットとデメリット
- 向いている人
ぜひ、最後までお読みください。
ミニマリストとは?
ミニマリストとは不要な持ち物を減らすことで、身の回りの物を厳選し、自分に必要な最小限の物だけで暮らす人のこと。
「ミニマル:minimal、最小限の」という言葉から派生しています。
もしかしたらモノが少ない=「お金がない」「積極的にモノを捨てる」というイメージがあるかもしれません。
しかし、ミニマリストのブームはアメリカの富裕層から生まれ、そこから広がっています。
「お金がないから、モノを手放す」というわけではないのです。
また、「自分にとって必要最小限なモノ」を追求するので、モノの多さは関係ありません。
物以外にも情報過多の現代で、たくさんの物があっても満たされない。また本当に必要な物が見つからず、生きづらい。
このような人が「自分にとって本当に大事な物は何か?」を考え、必要な物だけを取り込むことにより、「楽に生きたい」と共感が広がっています。
ミニマリストと断捨離は何が違うの?
まず断捨離の定義から見てみましょう。
断捨離
- 断…不要なモノを断つ
- 捨…不要なモノを捨てる
- 離…物への執着から離れる
単に不要なモノを処分するだけではなく、モノの執着から離れることも指します。
ミニマリストは自分に必要な最小限のものだけで暮らすことは先ほど説明しました。
断捨離はモノを減らす方法論であり、ミニマリストは断捨離をして暮らす人、「生活スタイル」を実践する人ということができます。
ミニマリストの必要最小限とは?
何を持ち何を持たないかは人それぞれ。部屋にあるモノの総量はバラバラです。
その中でも共通的な傾向として
- 「とにかくモノを少なくする」
- 「無駄なことはに対しての忌避が人一倍強い」
- 「シンプルで長く使えるものを好む」
- 「レンタルやシェアで済ませられるものは済ませる」
ことが挙げられます。
【ミニマリスト】メリット
メリットとして挙げられるのは、以下6点。
- 掃除に時間がかからない
- 無駄な買い物や浪費を避けられる
- 自分が本当に大切にしたいことに気づける
- 外敵要因に左右されにくい
- 作業に集中しやすい
- 生活にゆとりを持てる
順番に解説していきます。
掃除に時間がかからない
そもそもモノが少ないので、掃除をする手間がかかりません。
モノを見つけやすく、置く場所もはっきりなので、モノを探す時間も減らせます。
無駄な買い物や浪費を避けられる
必要なモノや無駄なモノを考える癖がつくことで、無駄遣いも減ります。
また広い家に住む必要性もないので、家賃といった生活費を減らすことができる。
結果的にお金が溜まっていきやすく、そして1つ1つのモノに対して意識が向くことで愛着が湧きます。
自分が本当に大切にしたいことに気づける
好き嫌いがはっきりすることで、自分が大切にしていきたいモノ、価値観に気づけます。
家族、仕事、趣味など、自分の興味や好きなモノについて真剣に考えることができるようになるでしょう。
外敵要因に左右されない
「流行だから」「セールをしているから」という謳い文句からも、「本当に必要なモノか?」を考え、強い意志で自分をコントロールできます。
作業に集中しやすい
自分の周りには必要なモノしかないので、様々なものが目に入らず、気が散ることもありません。
生活にゆとりが持てる
他人と比べて「モノを多く持っているかどうか」という価値観から解放され、人との比較をしなくなります。
【ミニマリスト】デメリット
次にデメリットです。
デメリットとして挙げられるのは、以下3点です。
- 最初はお金がかかる
- 捨てることに癖がついて後悔する時がある
- 周りからはケチと思われる
最初はお金がかかる
本当に必要なモノを絞るために、色々とモノを試したり、比較する工程が必要です。
その中で出費がかさんでしまったり、どうしてもお金が必要になる場面があるでしょう。
必要最小限の物が断捨離の結果として、家の中から見つかっていけば、あなたは元から買い物上手だったということになります。
捨てることに癖がついて後悔する時がある
捨てすぎて「結局、後になって必要だった…」ということがあります。
ここでは後で買いなおすことになっても、後悔しないように心を強く保つ必要があるでしょう。
例えば、「環境や自分が変わって、成長したから」と思うようにするなど。

周りからはケチと思われる
自分が「必要ない」と思っても、周りからすれば必要なモノであることが多いかもしれません。
例えば
- 大量の服や靴
- 思い出品(プレゼントや卒業証書)
- ストック類
また、お金を「使わない」「溜め込んでいる」と思われがちです。
しかしミニマリストは、下記の例に出会ったときは惜しみなくお金を使います。
- 削ぎ落としても、自分の暮らしに絶対必要なもの
- 生涯、愛着が持てそうなもの
- 心がトキめいたもの

ミニマリストに向いている人
ミニマリストに向いている人として挙げられるのは、以下5点です。
- 面倒くさがりや片付けがストレスな人
- 派手な装飾よりもシンプルなモノを選べる人
- 流行を追わない人
- 自分の「好き」へのこだわりが強い人
- 後で手に入ると思ってモノを捨てられる人
順番に解説します。
面倒くさがりや片付けがストレスな人
モノを探す手間は非常に面倒で、ストレスです。
それなら、根本から無くしていきます。
派手な装飾よりもシンプルなものを選べる人
限られた用途よりも、多機能に組み合わせることにメリットを感じる人はミニマリストに向いています。
流行を追わない人
流行に流されて、「必要なかったモノを買ってしまった」とならないように、また安物買いの銭失いにならないように、警戒しています。
ただ一点物を買うときには出し惜しみをしないことも大切です。(直感が大事です)
自分の「好き」へのこだわりが強い人
最低限のものに囲まれて、より充実した暮らしを追求するには、自分の「好き」へのこだわりを人一倍知っておかなければいけません。
実用的な物でも自分の心に問いかけて、好きになれなさそうなものは排除できる人はミニマリストに向いているでしょう。
後で手に入ると思って、モノを捨てられる人
「捨てるにはもったいない」と疑ったときに、それでも「フリマアプリなどで、必要になったらまた手に入れることができる」
「メルカリで売ればそこまで損しないし、必要としている人のもとに届けられるのでWin-Win。」
このように考えられる人は向いています。
【ミニマリスト】まとめ
以上、「ミニマリストとは何か?」をお伝えしてきました。
この記事で「それでもモノが捨てられない」という人は「暮らしに対しての支障があるかどうか否か」を考えてみるといいでしょう。
なぜなら睡眠や健康など大きく人間の暮らしに関わることは、最大限ケアする必要があるからです。

捨てたことで快適な生活が待っており、生活にゆとりが持てると感じれば、あなたもモノを捨てることができるのはないでしょうか?
「モノを捨てる、捨てない」のバランス感覚として、1つ参考にしてみてください。
不便やストレスを感じたらまた買い直してでも、「本当に必要なモノ」を見極めていきましょう!
では、また。