- 家の中にあるモノを減らしたい
- 必要ないけど、目移りしてついつい新しいモノを買ってしまう
- 大特価やセールで必要以上買ってしまう
- ストックがないと心配になる
例えば上記の人へ、「持たない暮らし」のために、使い切るメリットとその具体的コツを説明しています。
ぜひ、最後までお読みください。
使い切るメリット
迷うことがなくなる
「使い切る」と決めた以上は、「あの商品を買おうかな?でも今月きついし」などの迷いが消えます。
とはいえ、たまには冒険したい人もいるでしょう。その場合は日々使っているモノで一番不満があるモノのみ、買い替えることをおすすめします。
そうすれば、自ずと満足したモノしか周りに存在しなくなっていきます。
また、日用品や食事を固定化(リピート買い)すれば、迷うこともなくなるし、「毎週○曜日にこれだけ買えばいい」となります。
お金を節約できる
単純に無駄な買い物が減ります。また使い切ろうとするので、買い物も慎重になる。
次々に飛びつかないので、出費の回数も減るでしょう。
掃除が楽になる
モノの数を絞っている限定ですが、使い切るために「まだ使えるから」といって溜め込めば、掃除は大変になります。
罪悪感がなくなる
- 使いきれなくて、「もったいない」と思う
- 「こんなに使っていないモノがある」という現実に嫌気をさす
- 頂き物なのに飾る場所がない。または封すら開けていない
例えば上記。
「使い切る」と意識した時点で、上記のような罪悪感とは、おさらばできます。
使い切る具体的コツ
具体的コツは以下の5つ。
- 自分の状態を把握する
- 目的意識をもつ
- ダウンサイジングする
- リピート買いする
- ルールを決める
順番に見ていきます。
自分のストック状態を把握する
最初にすることは、自分のストック状態を把握すること。節約したいのに、毎月の支出を知らなければ話にならない点と同じです。
また、「これ家にあったんだ」と、無駄な買い物を防ぐためにもなります。
そもそもあなたは、なぜ使い切る必要があるのでしょうか。
節約のため。掃除をラクにするため。それともなんとなく罪悪感があるからでしょうか。
今の自分の立ち位置を知り、「こんなに溜め込んでいたんだ」と思えば、今あるモノでやりくりする気持ちが芽生えてきます。
目的意識をもつ
これは買い物のときです。「安いから」「お得だから」といって飛びついていけば、「使い切る」など、夢の話になる。
買うモノを決め、必要な分だけ買う。余計に買う時は、きちんと余白があるか(献立で消費できるか)を考える。
食べ物以外(服やガジェット)の場合は、何に使って、何をしたいか。使っている自分を想像できるかを考えてください。
「セールだから」「便利そうだから」「いつかは必要になるから」では、使い切れません。
ダウンサイジングする
食材をついつい買い込んでしまうような人は、強制的に家電を小型化します。
食材を買い込みたいと思っても冷蔵庫が小さければ、入りません。
その他に、ハンガーラックで服、ポーチで日用品やコスメを減らすことが可能です。
リピート買いする
あなたにもシャンプーはこれ、洗剤はこれと、ブランドで決めている商品はありませんか。そういった商品は、あれこれ試さないので、必然的に使い切ることができます。
その領域をどんどん広げていけば、使い切るモノが増え、「持たない暮らし」をするハードルはグッと下がります。
ルールを決める
- 使い切ってから次のモノを買う
- 今、必要なモノだけ買う
- ストックは1つだけにする
- 必要サイズだけを選ぶ
例えば上記。
ただあまりおすすめしません。ルールは強制的でないと自分の中で勝手に変えてしまうからです。
どうしてもルールを設けたければ、知人や家族に監視してもらい報告する。達成できなければ罰金を払う。
ただ、そこまでするくらいならダウンサイジングという「環境」を整える方を優先しましょう。
上でも述べましたが、自分は「買い替えを検討する際、今使っているもので一番不満を挙げられるモノから」というマイルールを徹底しています。
そうすることで、不満が小さいモノは必然的に「使い切る」可能性が高まります。
【使い切る】まとめ
意外と使い切ることは難しい。人生で鉛筆や歯磨き粉を最後まで使い切った人は、少ないのではないでしょうか。
モノを減らして、「持たない暮らし」を実現する上で、使い切るという意識は強力な武器になりますし、それなくしては達成が困難になるでしょう。
セットでモノへの感謝の気持ちを持てば、何ともいえない達成感や充実感も湧いてくる。少なくとも、「買い物に失敗してばっか」と、お金を浪費している感覚とは無縁になるでしょう。
節約や家事を減らすためなど、目的は人それぞれですが、ぜひ、持たない暮らしのために「使い切る」という選択肢を考えてはどうでしょうか。
では、また。