ミニマリストとしてモノを厳選していく傍ら、「一生モノ」は存在しないことについて気づいてきました。
今回はその気づきをシェアしていこうと思います。
この記事では
- 一生モノが存在しない理由
- 一生モノを買ったあとの変化
- 一生モノを買わないための魔法の言葉
上記について触れています。
あなたの「買い物での失敗」を避けるためにも、ぜひ最後までお読みください。
一生モノが存在しない理由
理由は以下の3つ。
- 飽きる
- トレンドの変化
- ライフスタイルの変化
順番に見ていきましょう。
飽きる
一番の理由です。
- 気分が上がらない
- 他に良いモノを見つけた
- 「似合わない」と言われて、納得してしまった
何かと理由をつけて、使わなくなっていきます。
単純な話ですが、「あなたの身の回りで3年以上使っているモノは何点ありますか」という質問に集約されます。
買ったときに自分が納得した場合はまだいいですが、人に薦められた一生モノは他人基準です。
トレンドの変化
調べる中でこんな言葉に出会いました。
「一生着られる服はあるけど、一生格好良く着られる服はない」
品質、耐久性は問題ない。しかし、トレンドや年齢で着られなくなります。
また、服は入れ替えて「新鮮さ」を漂わせたほうがいい。
ただでさえ変化が早い時代では、変化を楽しんだ者勝ちかもしれません。仮に一生モノがあっても「所持しない」ことも1つの手です。
ライフスタイルの変化
人生のイベントである、結婚や引っ越しで使わなくなる。
2人や3人用が必要になったことで、使えるけど「1人用」がいらなくなる。
例えば、上記が挙げられます。
そもそも実物に限らず一生使えるモノはない
「長く使えるだろう」
この言葉がそもそも間違い。
例えば知識・技術。身につくものも、需要がなければ成立しません。自分が良くても、他者の評価がないと続けられない。
自分の話で恐縮ですがモノのこだわりとして、一番にMacBookを挙げることができます。自分の中では、MacBookを超える上位互換のPCが今後出るとは思いません。
しかし、これも「より洗練」された「より高性能」なパソコンが出る可能性はあります。
また趣味が読書で一番長く続いていますが、これも一生続くかといわれるとわかりません。
一生モノを買ったあとの変化
もちろん「大切に、長く使う」こともあるでしょう。
しかし、大半が以下のようになるのではないでしょうか。
大事に扱いすぎて、使用機会が限られる
普段使い、使い倒すつもりで買っても「汚したくない」「何かあったら困る」と使用機会が限られます。
捨てるときに「高かったから捨てられない」
いざ、手放そうと思っても「捨てられない」
非常に安い値段、もしくは0円で処分することは実体験からも非常につらい経験でした。
一生モノを買わないための魔法の言葉
寿命はくる
服はもちろん、アクセサリーも汚れて本来の輝きを失っていきます。メンテンナスが苦にならなければ問題は小さいですが、「買った当初の輝き」は失われていきます。
とはいえ、価値が上がるものはある。例えば高級時計、高級アクセサリーなどの小物です。
しかし資産で持つならば、使用機会も限られる。使う限りは「いつかは寿命がくる」ことを意識しましょう。
今、必要か
売り場に行くと、店員さんは「一生使える」という雰囲気を売り出してきます。それはあなたに「所有すれば満たされますよ」と訴えることでしょう。
しかし、それで満足することは少ないでしょう。自分の軸でモノを選んでいないからです。
買い物の失敗を避けるには「未来にこだわらず、今無理ない範囲で妥協できないモノ」を買うことをオススメします。
また、一生モノとして売り出されていなくても、何気なく買ったものが長く使えたりします。
一生モノがあればそれだけ買えばよいのでは?
仮に「一生モノ」が存在すれば、それだけ買えばいい。トレンドなんて言葉も存在しません。
【一生モノは存在しない】まとめ
一生モノは存在しない理由を解説してきました。
一生モノは存在しないことはわかっている。それでも「一生モノ」と言えるくらい長く使い込みたい。
その姿勢は追求すべきだと、個人的には思います。そのために「一生モノ 〇〇」で検索して調べることもいいでしょう。
そのように自分の軸と照らし合わせて納得いくまで検討すると、「満足度が高く、言い訳できないモノ」を購入できるようになっていきます。
一生モノは誰かに言われるものではなく、自分が長年使っていく間に「一生モノ」になってしまうことが正しい形です。
そのようなモノが1点でも多くなればいいですね。
では、また。