- 「〇型なら〇〇な性格だろう」
- 「〇〇大学だから頭が良いだろう」
- 「〇〇な見た目だから〇〇系(職業)ではないだろう」
以上のような、思い込みの裏にある「アンコンシャス・バイアス」について解説。
対策とあわせて、ぜひ最後までお読みください。
アンコンシャス・バイアスとは?
当人が気づいていない、偏ったモノの見方や捉え方。
- 血液型→性格
- 単身赴任→男性
- 乳がん→女性
例えば、上記。
アンコンシャス・バイアスは、過去の経験や周囲の意見で形づくられ、それ自体は誰にでもあります。
しかし過度に強まると、「決めつけ」や「押し付け」を生み出す原因になるかもしれません。
【アンコンシャス・バイアス】対策
人間は、経験則に基づいて思考のショートカットをする生き物。いちいち「この人、白衣を来ているけど本当に医者か?」と考えてはいません。
アンコンシャス・バイアスは、有益な面はありつつ、鵜呑みにするのは危険。完全に払拭できませんが、解消する努力はしていきましょう。
フラットに考える癖をつける
「この人は今までの自分の常識が通用しないかもしれない」と0ベースで考えるクセをつけましょう。
もちろん初対面なら関係は0から始まりますし、第一印象も重要な情報源かつ、無視しようとしてもできない。
ただ、それに捉われず謙虚に「どうゆう人か」を探る姿勢を貫く。抱いた印象=現実ではないので、しっかりと区別して、最終決断に一拍置く。
そもそも、自分と他者では情報や前提、背景が違います。当たり前のことですが、意外と自覚するのは難しい。
「自分はいつも間違える可能性がある」という意識づけが、アンコンシャス・バイアスを軽減していくでしょう。
【アンコンシャス・バイアス】まとめ
自分が当事者として、世間は「〇〇といったら、〇〇」と勝手に決めつけているな。
このように自分が思い込んでいることが、実は相手も同様に考えているかもしれません。
経験則は経験則で有効活用しながら、違う可能性も同時に検討することを忘れない。それがひいては、「適応的思考」につながります。
適応的思考とは?
現実に沿ったバランスのとれた考え方。
認知が歪むことは避けられないとしても、自覚的になることが、人間関係の改善やストレスの軽減につながっていきます。
下記のPDF、4〜5ページもあわせて参照してみてください。
では、また。