本当のところはどうなの?
こんな疑問について
現役のミニマリストが解説します。
この記事はこんな方におすすめ
ミニマリスト=「モノが少ない人」という認識だけな方
なんであんな「殺風景な部屋」に住んでいるのか知りたい方
「いつか使うかも」と、物を捨てられない方
ミニマリスト、ミニマリズムについて
詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。
あわせて読みたい
何もない部屋、殺風景な部屋に住んでいる
例えばこの動画。
テレビやテーブルがなく、
「本当にここで生活しているのか?」
少し疑ってしまうかもしれません。
「ミニマリスト」といわれて
想像する部屋はこのようなものではないでしょうか?
それに対して
ROLANDさんのように必要最小限ではありつつも
好きな物に囲まれて生活しておられる方もいます。
(しぶさんも、もちろんそうですが)
何が言いたいかというと
結局は部屋のスタイルは人それぞれであるということ。
当たり前かと思いますが、部屋に何もない人は
「その環境が自分にとって最適なスタイル」
このように考えて生活しておられます。
何もないように見える部屋や殺風景な部屋は
部屋の装飾を究極的にシンプルにしている
と考えてくださればOKです。
ミニマリスト=貧乏
確かにそもそもお金があれば
- 広い部屋に住める
- 倉庫を何棟も借りられる
- 管理も人に任せられる
モノを多く所有しても困りません。
ただ、その状態を維持できる人は少数ですし、
「選択や移動で時間が取られて、自分がしたいことに集中できない」
ことにもなるのではないか、と思うのですね。
コレクターの方々は否定しませんし、純粋に驚くことも多いです。
著名人でも所さんのようにコレクターの方もいれば、
ROLANDさんのようにミニマムな生活をしておられる方もいる。
相対的に貧乏な方は多いかもしれませんが、
それは「ミニマリスト」に限った話ではないと思います。
あわせて読みたい
ミニマリスト=宗教
よくわからない、偏っているという理由で
「宗教」という括りにされてしまうことがしばしば。
自分にとって「わからない、理解できない」
考え方を敬遠してしまうのはしょうがないです。
個人的には1つの考え方に過ぎない。
これ以上でもこれ以下でもありません。
資本主義や新自由主義といった大多数に比べ、少数派である。
これくらいでしょうか。
ただ何を選ぶかですね。
物をとにかく捨てている
ミニマリストの方々の共通認識として
物を減らすことは目的ではなく、あくまで手段の1つにすぎない。
そして、自分にとって「本当に必要なもの、愛せるもの」を探求しています。
「なくて不便であるならば、便利をとる」
「便利なものがあるならどんどん頼りたい」
炊飯器はいらない、ベッドはいらないのか
自問自答する日々が続きます。
こだわるあまり、自分の行動や選択肢を狭めては意味ありませんが
「物をとにかく捨てている」という認識は
ちょっと違うと思います。
特別な装飾はいらない
不便でないか
個人的には快適です。
- 探しものをしない
- ないと困るのではないか
- いつか使うのではないか
この悩みが消えます。
ポジショントークなので、正直な話
「やってみないとわからない」
生活が楽しいのか
一概には言えませんが、
しっかりと自分の癖(何が好きで、嫌いか)がはっきりとしている。
そして選択して行動している回数が多い。
結果、当人にとって
ストレスフリーな楽しい生活を送れているのではないか
と思っています。
ただ、ここは完全に主観です。
すいません。
そんな中でも
自分の食わず嫌いしている分野にも飛び込んでみる。
自分の軸ばかりではなく、他の人の考え方や生き方を参考にする。勉強する。
この意識は必要だと思います。
物が多い=人生が楽しい
そういうわけではないと思いますし、
人生論っぽくなるのでここでは深堀りしません。
一人暮らしだからできる
確かに私も一人暮らしですし、
そういった方々が多いと思います。
ただし、検索すれば
このように夫婦で
「ミニマリズム」生活を実践されている方々も
見受けられます。
物欲がない
物がないので「物欲がないのではないか?」と思われることがあります。
しかし、自分は「ガジェット好き」もあって、物欲は普通にあります。
新しく物が入ったらその都度
メルカリや譲渡、捨てることで
「本当に欲しい人」に届けています。
自分ただ、「いらない」と思うセンサーは
ミニマリストになってから感度が良くなっています。
備蓄、非常用品を持たない
備蓄を持たない人の考え方として
「住んでいる街を居住環境の一部とする」
どういうことかというと
- 洗濯→コインランドリー
- 仕事場→カフェ、コワーキングスペース
- 冷蔵庫→スーパー
こういった考え方をされています。
「買い物」という選択肢を選んでいます。
ですが、何を隠そう
私は備蓄、非常用品を持って生活しています。
なぜなら
備蓄→買い物はやっぱり面倒くさい。
(極力行かない、レジに並ぶ時間が基本無駄。)
非常用品→「必要最低限の持ち物に含まれる」から。
身軽だからこそ、災害時のダメージは少ないといえます。
【ミニマリストの誤解】まとめ
ミニマリズムの生活は
忙しい日々の暮らしを助けてくれる手段の1つではあるが、目的ではない。
この記事を通して一番知ってほしいことです。
物質的な豊かさが幸福の大きな基準である
現代において「ミニマリズム」の考え方が
受け入れがたいのは百も承知です。
私も今でも、後になって
「余計な買い物だったな」
という買い物をしてしまうことがあります。
それで自分のこだわりを自問自答し、
好きな物に囲まれて暮らす生活を実践し続けています。
ものにかかるコスト
- 維持
- 管理
- 服を選ぶなどの選択
を減らして
「自分にとってなくてはならないものを揃えていく」
この意識で少しだけでも
モノと向き合う暮らしをしてみてはどうでしょうか?
では、また。