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【例多数】コーピングレパートリーとは?意味と具体例を解説する

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ストレス対策の1つで、認知行動療法でもワークになっている「コーピングレパートリー」について解説。

 

「ストレスにどう対処していくか」に自覚的になることで、ストレスを劇的に減らせていけます。

 

この記事では、用語の意味から意識すること、注意点、具体例までを載せています。

 

ぜひ、最後までご覧ください。

 

 

 

コーピングレパートリーとは?

 

ストレスを感じたときに対処ができるよう、効果がありそうな項目をリスト化したもの。

 

そもそもコーピングとは?

ストレスへの対処行動で、ストレス要因の解決もしくは負担を減らすこと。

 

コーピングレパートリー作成において、意識して欲しいのは、以下の事柄。

 

  • 質より量(「水を飲む」などでもいいから100個以上を目安にする)
  • 深く考えない(すぐに思いつくものでかまわない)
  • 消さない(時間をおけば、効果があるかもしれないため)
  • 出来るなら紙に手書き(デジタルより現実に感じるため)
  • 持ち歩いてすぐに確認できるようにする(紙やスマホのメモなど)

 

試行錯誤を繰り返すとともに、1つ1つに具体的状況(どんなストレスだったか)と点数化(0点〜100点)を記録しておくと、精度が増していきます。

 

わざわざリスト化する理由と注意点

 

一言でいえば、「安心材料にするため」

 

ストレスや不安が自分のコントロールできる範囲に収まる

情緒が不安定な状況を避けられる(脳はもやもやを嫌う)

 

理由は以上の2つ。

 

そして、コーピングレパートリーを作成する際によくある質問が以下の文言。

 

お酒や喫煙、暴食などネガティブに思われるものも、レパートリーに加えていいか?

 

ないよりマシだが、長期的な視点を考える。

 

出来るだけ長く使えて、コストがあまりかからないもの(お金がかからないや人を集めるなどの準備が少ない)を優先的に試していく。

 

また、過激なもの(やけ酒やリストカットなど)は継続的な効果のために、エスカレートしていきます。

 

そして手段が目的を上回る(ストレス対処より、暴飲暴食することを優先)のでは、意味がありません。

 

大原則は、質より量。

 

【コーピングレパートリー】例

 

 

引用:『ケアする人も楽になる 認知行動療法入門 BOOK1』

 

 

引用:ケアする人も楽になる 認知行動療法入門 BOOK2

 

 

引用:超ストレス解消法 イライラが一瞬で消える100の科学的メソッド

 

また、以下のリンクも参考にしてみてください。

 

アメリカカウンセリング学会が推奨する100のストレス解消法

 

コーピングリストの作り方!200個の例やコーピング実践アプリをご紹介

 

なかなか思いつかない場合の対処法

 

細分化が有効です。具体的には、「動詞」に着目します。

 

気分転換にどこか出かける

「出かける」に着目

出かけるで文を作るなら「どこに」(主語)が必要

(公園、ショッピングモール、本屋など)と候補が出てくる

 

上記のようなフローで行います。また、自分が持つ五感の感覚も参考にしましょう。

 

ワイン1つでも、味(旨味、コクなど)、匂い(香り)、飲む音、舌触り、のどごしなどいくつもの項目に細分化できます。

 

【コーピングレパートリー】まとめ

 

人が生きる上で、ストレスは避けられないので、そのための対処法は誰でも個人的に持っています。

 

しかし、意識的にリストとして落とし込んでいるかというと、それは別問題。

 

ついつい、受動的かつすぐに手がつけられそうなストレス解消に向かいがちです。

 

それ以外の、例えば能動的かつアクティブに動くストレス対処法など、幅広いコーピングの手段を身につけておく。

 

すると、新たな発見や刺激、充実感を味わえるかもしれません。

 

ぜひ、ストレス解消だけにとどまらない、あなただけのコーピングレパートリーを見つけてください。

 

では、また。

 

 

 

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