「まだ使えるのではないか?」「もったいないのではないか?」などの個人的な気持ち。
そして「よかったら使ってくれない」「今日誕生日でしょ?プレゼント用意したんだ」などの相手を想う気持ち。
モノを捨てる時の罪悪感は、非常に厄介です。
この記事では「捨てることで気づく大切なこと」「捨てることで見える世界」について解説。
そこには、「捨てることは得ることにつながる」という理由があります。
ぜひ、最後までお読みください。
捨てることで気づく大切なこと5選
モノを捨てることで気づくことは以下の5つ。
- モノを捨てることは、マイナスにはならない
- 自分の嗜好、価値観に気づくことができる
- モノは戻ってくる
- モノの数は、モノを持つ幸福感と関係ない
- 使っていなかったことに罪悪感が湧く
順番に見ていきます。
モノを捨てることは、マイナスにはならない
モノを捨てることは、マイナスだけではありません。
- 時間に余裕ができる(探し物に時間がかからない)
- スペースができる(わざわざ広い家に住む必要がない)
- 掃除がしやすい(そもそもモノが少ないため)
余暇の時間を増やせば、「得ること」に繋がります。
自分の嗜好、価値観に気づくことができる
どういったモノが「好きか、必要か」を気づくことができます。
- 単色か複色か
- カラフルかモノクロか
- コンパクトかビッグサイズか
例えば、上記。
次回以降にモノを揃えたり、アップデートする際の「モノ選びの基準」になります。
モノは戻ってくる
「手元にないと困るモノ」はそこまで多くありません。メルカリを含めて再度手に入れようと思えば、今の時代は戻ってきやすい。
日常生活に必要なモノであれば、まず「手放そう」とは思いません。
「手放すことが怖い」と考える方は、家の見えないところや奥まったところに一時的に隔離して「持たない生活」をしてみましょう。
1ヶ月程度を目処に、必要なければ処分を検討してみてください。
モノの数は、モノを持つ幸福感と関係ない
モノの数を減らしてみても、「スッキリした」「がらんとした」とは思いますが、それは自分の感情とは別です。(あくまで状態)
私も含め、多くのミニマリストの方が後悔するより、「これだけで生活できるのか」と感動します。
そしてモノを持ちすぎると、1つ1つへの愛着がかけられなくなります。
長い時間を共にする=愛着が湧くという関係上、モノを少なくすることで必然的に愛着が湧きやすくなります。
使っていなかったことに罪悪感が湧く
必要でないモノを手放したとき、「なんで同じようなモノを買ってしまったのか」というような経験はありませんか?
「使い切った」と思えるまで、使い切る。すると、金銭的な意味でも精神的満足からも、納得して手放せる。
- リサイクルやフリーマーケットに出す
- 親しい人に譲る、プレゼントする
- 寄付をする
上記のような選択を実践した方が、よりモノを大切にしているといえるのではないでしょうか?
【捨てることで気づく大切なこと5選】まとめ
モノを手放すことで、時間が浮いたり、広くスペースを使えるなどのメリットがある。
そして何より、今まで忙殺されてきた出来事から、「新しく始めたいこと、今までできなかったこと」に気持ちが向きやすくなります。
どうしても日々のタスクに追われると、将来的な目標に意識は向きにくい。
モノを手放して「余白」をつくることで気づくことがあり、それが「捨てることは得ること」につながっていきます。
ぜひ、捨てるか迷っているモノから捨ててみてください。そこで悩んでいる時間は、はっきりいってもったいない。
手放さなくても、どこか手に触れにくいところに置いておくだけでも効果があるでしょう。
では、また。