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スマホがもたらす害とは?『スマホ脳』【書評】

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アンデシュ・ハンセンさんの著書

『スマホ脳』

についてご紹介します。

 

スマホは確かに便利だけど、

長期的な悪影響あるのかな?

 

こんなことを少しでも考えたことはないでしょうか?

 

子供に対して、すでに悪影響を感じている親御さんもいるのではないでしょうか?

 

私たちは1日に2600回以上スマホを触り

平均して10分に一度スマホを手に取っています。

 

3人に1人は夜中に少なくとも1回はスマホをチェックする。

 

日常になくてはならない機器がもたらす

利益と害について詳しく知りたい。

 

そんな方にぜひ、おすすめしたい1冊です。

 

この記事では、本の詳細や要点、自分が伝えたいと感じたポイントをご紹介します。

 

是非、最後までお読みください。

 

『スマホ脳』はどんな本?

本

 

乳児、つまり月齢12ヶ月までの4人に1人がインターネットを使い、2歳児は半数以上がインターネットを毎日使っている。

 

7歳になるとほとんどがインターネットを使い、11歳は実質全員(98%)が自分のスマホを持つ。

 

そんな現代において、「人間の脳はデジタル社会に適応していない」

 

そう提言する著者はノーベル生理学・医学賞の選考委員会もある名門カロリンスカ研究所(医科大学)で医学を学び、2000本もの論文を発表している現役の精神科医。

 

「脳は1万年変化していない」

それなのに私たちを取り巻く環境と人間の進化の結果は合っていません。

人類史からすると、現代のデジタル機器を取り巻く環境は急激に変化しています。

 

この本ではスマホがもたらす

 

  • 心や睡眠、集中力への影響
  • 子供や若者の学校教育
  • 睡眠や運動の必要性
  • お互いへの強い欲求
  • 偽、フェイク情報への人間の脆弱性

 

以上のことがメイントピックとして挙げられています。

 

人間の基本設定を理解し、デジタル社会から受ける影響を認識する必要性を説く。

 

そして、この本は決して子供と若者だけの本ではありません。

大人が自分のために知っておくべきことも多い。

 

  • 最近、物忘れがひどい
  • 以前ほど集中力がなくなった
  • ストレスを感じやすくなった

 

こういった人に向けて、よく眠って元気になりたい、集中力を高めて現代のデジタルライフから受ける影響を最小限にとどめたい。

 

そう願う人はぜひ、この本を手に取ってみてください。

 

デジタル時代のアドバイスがギュッと詰まっています。

 

 

『スマホ脳』の要点

ポイント

 

スマホがもたらす最大の影響は「時間を奪うこと」

 

うつから身を守るための運動や人付き合い、

睡眠を充分に取る時間がなくなることかもしれない。

 

精神的な不調を解決する3つの要素は

睡眠、運動、他者への関わりです。

 

他者との関わりもSNSが社交生活をさらに引き立てる手段、友人や知人と連絡を保つための手段として利用すれば良い影響を受ける。

 

しかし、他人の議論や写真を眺めるだけの、消極的なユーザーはストレスに晒されます。

 

  • 睡眠を優先する
  • 身体をよく動かす
  • 社会的な関係を作る
  • 適度なストレスに自分をさらす
  • スマホの使用を制限する

 

何の目新しさもありませんが、スマホがもたらす害を排除し、元気になるコツは上の5つです。

 

子供たちが能力を発揮するためには、毎日最低1時間は身体を動かし、9~11時間眠り、スマホの使用は1日最長2時間まで。

 

著者は現実的と仰っていますが、現実問題として難しいでしょう。

 

5%の子供しか達成できていません

 

『スマホ脳』の紹介ポイント

要約

 

私がこの記事で、あなたに紹介したいポイントは以下の3つ。

 

  • IT企業トップは子供にスマホを与えない
  • サイレントモードの罠
  • なぜ私たちは知識を身につけるのか

 

順番に見ていきます。

 

IT企業トップは子供にスマホを与えない

 

極めてテクノロジーに精通している人ほど、その魅力が度を過ぎていることを認識し、制限した方がいいと考えています。

 

それは自分の子供に対しても同じこと。

 

依存性が高すぎるためです。

 

あるインタビューでニューヨーク・タイムズの記者がジョブズを尋ねた。

「素晴らしい商品であるiPadで、自宅はさぞ埋め尽くされているのでは?」

 

ジョブズの返答は「そばに置くことすらしない」というもの。

スクリーンタイムを厳しく制限していました。

 

ジョブズはテクノロジーの開発だけでなく、それが私たちに与える影響においても考えていたのです。

 

フェイスブックの「いいね」機能を開発したローゼンスタインも、フェイスブックの利用時間を制限し、アメリカでは主流のSNS「スナップチャット」をやめました。

 

自らが開発した機能を敬遠するほど依存性が高い

 

彼は「製品を開発するときに最善を尽くすのは当然のこと。それが思ってもみないような悪影響を与える。それに気づいたのは後になってからだ。」

 

このように発言しています。

 

サイレントモードの罠

 

スマホを使わなくても、

サイレントモードにしておけば良いのでは?

 

こう思う方もいるかもしれません。

 

結論からいうと、スマホはそこにあるだけで集中力を奪います。

 

大学生500人の記憶力と集中力を調査した研究によると

 

スマホを教室の外に置いた学生

サイレントモードにしてポケットにしまった学生

 

この2グループではスマホを教室の外に置いた学生が良い結果がでました。

学生自身はスマホの存在に影響を受けているとは思ってもいないのに、結果が事実を物語っています。

 

机の上にスマホとノートがある場合でも、後者の方が課題が解けていたという事例もあります。

 

「触らなければいい」と思うあなたも

「スマホを無視すること」に気が散ってはいませんか?

 

「無視する」そのものの行為に脳は働かないといけません。

 

自分も、集中したいときや読書するときは

部屋からスマホを出します

 

なぜ私たちは知識を身につけるのか

 

「ググればいいじゃん」

あなたも反論で一度は使ったことがあるかもしれない。

グーグルやウィキにあるのに、なぜ知らないといけないのか。

 

それは、検索エンジンだけではあらゆる知識を当然代用できないから。

「当たり前じゃん」と思われるかもしれません。

全然意図した検索結果にならないことは誰にでもあるもの。

 

社会とつながり、批判的な問いかけをし、情報の正確さを精査するために知識は必要です。

 

でも、どうでしょうか。

素早くページからページへと飛んで得た知識。

覚えているでしょうか?身についているでしょうか?

次から次へと飛んで、記憶に留まるでしょうか?

 

本当の意味で深く学ぶ、またはあなたの特技といわれるものを身につけるために、深い集中力は必須です。

 

片手間で今の仕事を覚えたでしょうか?

フリーランスで自分の武器になるような技術を、スマホを触りながら身につけたでしょうか?

 

皮肉な話ですが、スマホという、集中力を乱すのにうってつけの道具の開発には、尋常ではない集中力が求められました。

 

インターネットは深い思索を拡散してはくれません。

「どこかで聞いたことがある、見たことがある」では、自分の思考を大きく広げてはくれません。

 

自分はこの箇所が本書で1番刺さりました。

そして、スマホの利用時間を減らす大きな理由となりました。

 

『スマホ脳』まとめ

 

以上、アンデシュ・ハンセンさんの著書

『スマホ脳』

についてご紹介しました。

 

この本では、最後の方にデジタル社会を生き抜く私たちにアドバイスをしています。

 

このアドバイスを守っていくことで

より健康に、健全に生きられるはずです。

 

ぜひ、手にとってみてください。

 

では、また。

 

 

 

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