
ミニマリストに紙のメモ帳は必要なのか?
スマホでメモすれば良いのでは?
こんな疑問に答えます。

身軽になりたいミニマリストにとって
紙のメモ帳はそれだけで持ち物が増えます。
スマホでメモして、アプリと同期して保管すればよい。
このように思う方もいると思います。
今ではタスク、スケジュール管理アプリも
非常に多機能で様々な種類が出ています。
それでも「紙のメモ帳」を手放すのは
ちょっと待っていただきたい。
私も昔は全てデジタルで管理していました。
でも、今は紙とデジタルの使い分けをしています。
結果として、タスクや作業効率が上がり、管理も楽になりました。
今回の記事では、紙とデジタルそれぞれのメリットやabrAsusの「薄いメモ帳」のデメリットなどを紹介しています。
ぜひ、最後までお読みください。
紙のメモ帳のメリット
メリットは以下の4点。
- 伝言や連絡、ちょっとした覚え事に重宝する
- スマホを取り出せないときの使用
- 図やイラストを書き込みやすい
- 記憶に残りやすい
順番に見ていきます。
伝言や連絡、ちょっとした覚え事に重宝する
長期的に保管する必要はないが、すぐに見返したい。
このときには紙のメモ帳が重宝します。
またすぐに渡せる。
用事が終われば、すぐに捨てることができる。
この点もメリットです。
スマホを取り出せないときの使用
「メモを取りたいけど、スマホをいじっていると思われる」
プライベートのときはいいですが、スマホの画面は相手から見えない。
いらぬ心配をしないためにも「紙のメモ帳」は重宝します。

これも考え物ですね。
図やイラストを書き込みやすい
スマホのメモだと、どうしても1操作加えないと図やイラストを挿入できません。
文章だけの場合は良いですが、強調やわかりやすくしたい場合には「スマホ」は不向きです。
記憶に残りやすい
「手書きは記憶に残りやすい」
一度でも聞いたことはありませんか?
PCやスマホではなく、わざわざノートで板書を取らせる1つの理由です。
重要なことだからメモをしたはず。
しっかりと活かすためには「紙の手帳」がおすすめ。
デジタルメモのメリット
メリットは以下の4点。
- 素早く入力できる
- 無くなる心配が少ない
- 遠方の人へ転送、共有がしやすい
- 検索ができる
順番に見ていきます。
素早く入力できる
人によるかもしれませんが、フリック入力のほうが
メモを素早くとることができます。
漢字変換もあるので、誤字も少ないのがメリットです。
無くなる心配が少ない
紙のメモ帳だと、紛失や水に濡れる可能性があります。
それに対してスマホの純正のメモアプリであれば、iCloudに同期させることが可能です。
クラウドに自動的にアップロードされるのであれば、中身がなくなる可能性は限りなく低くなります。
遠方の人へ転送、共有がしやすい
メールやチャットでメモの内容を遠方に送ることができます。
今はアプリ内で共同編集すれば、ネットワーク上でほぼリアルタイムで共有することができるので、便利ですね。
検索ができる
単語や時系列に基づいて検索できます。
「〇〇」についてメモしたはずだけど、どこに書いたってけ?
このような疑問を解決してくれます。
紙とスマホの使い分けについて
それぞれのメリットがわかったところで、自分のメモの使い分けをご紹介します。
短期的に記録するもの、サッと書きたいときは紙。
保存して「人に話す、ブログ、投稿」などアウトプットするもの、
スケジュールやタスク管理はデジタル。
2つのメリットを良いとこ取りをしています。
使い分け(紙)
ちょっとした伝言や連絡、思いついたことをスマホで取り出してメモすることは確かに可能です。
コントロールセンターに「メモアプリ」を貼り付けて起動すれば、すぐにメモを取ることができます。
ただし、どんどん「新規投稿」としてメモが溜まっていき、
いざ使うときにどこに保存したかが一目でわからなくなってしまいます。
冒頭で紙のメモを使うことで管理が楽と言及したのは、デジタルだとどんどん溜まっていきやすく、溜まってもあまり気にならなくなってしまうからです。
あなたも全然使っていないメモが下の方にありませんか?
またメモを取るために、今まで使っていたアプリを一旦やめるだけでもタイムロスです。
使い分け(デジタル)
デジタルで保存するメモは基本的には「長期的に使うこと」を前提としています。
検索して使いたいときに、すぐ使えるようにしておいたほうが効率的だからです。
またスケジュールは自分だけなら紙のメモでも十分ですが、どうしても共有するときにはデジタルの方が都合がいい。

abrAsusの薄いメモ帳について
引用:SUPERCLASSIC
「ミニマリスト メモ帳」で調べると出てくる
abrAsusの「薄いメモ帳」について言及します。
メモ帳を持つかどうかの判断で、候補の1つとして挙がるこの商品。
ミニマリストに人気なブランドもあって、購入するかを検討している方もいらっしゃる方もいるかもしれません。
私も実際にabrAsusの「小さい財布」と呼ばれる商品を持っています。
その際に薄いメモ帳も触っているのですが、こちらは購入に至りませんでした。
その理由は以下の4点。
- 高い
- 用紙を折りたたむのが面倒
- お気に入りのペンが使えない
- 結局スキャンしないといけない
順番に見ていきます。
高い
メモそのものではないので、消耗品ではないですが、7100円。
元を取ろうとするので、大事に長く使おうとするかもしれません。
それでもずっと使っていける自信が私にはありませんでした。
用紙を折りたたむのが面倒
ズボラな私にとって、値段よりこちらの方が問題でした。
A4サイズの紙を8等分になるように折りたたまないといけない。
1枚単位で長く書けるのは魅力ですが、
市販の紙のメモ帳は開くだけです。
(そこがアイデアの1つではあるのですが)
お気に入りのペンが使えない
使えなくはないですが、付属のペンを使うように設計されています。
それゆえに使いづらいことは容易に想像できる。
そもそも付属のペンが使いにくい。
実際に3年使われている方も、「書きにくい」と仰っています。
結局スキャンしないといけない
電子化する際にA4サイズの紙1枚なので、スキャンしやすいと言われています。
しかしメモを切り取る→写真を撮る→AirDropでパソコンに送る。
これで自分は完結します。
スキャナーなど、そもそもいりません。
【ミニマリストのメモ帳】まとめ
ミニマリストにとって、紙のメモ帳は必要か?についてご紹介してきました。
メモ帳は紙とデジタルで使い分ける。
短期的に記録するもの、サッと書きたいときは紙。
長期的に保存して検索するものとスケジュール、タスク管理はデジタル。
メモ帳を手放すメリットはもちろんありますが、
自分の場合はデメリットが多かったです。
ちなみに自分はメモ帳は消耗品と捉え、無印のメモ帳を使っています。
あなたはどちらでしょうか。
ぜひ、参考になれば幸いです。
では、また。