この記事では
- マキシマリストとミニマリストについて
- マキシマリストと汚部屋の住人の違い
- 両者の共通点
以上について触れています。
ミニマリストと対極にいると思われている「マキシマリスト」。どこが同じなのかを見ていきます。(※結論をすぐに知りたい方は共通点、まとめの項目へ)
目次
ミニマリスト、マキシマリストとは?
それぞれ一言でいえば
ミニマリストとは
不要な持ち物を減らすことで、身の回りの物を厳選し、自分に必要な最小限の物だけで暮らす人
マキシマリストとは
好きなモノや大切なモノに囲まれて過ごすことに幸福を感じる人
マキシマリストはお気に入りのモノを最大限所有し、愛することを美徳とします。ミニマリストは最小限の所有を美徳とする。
重要なのはモノの数は関係ないということ。少なければミニマリスト、多ければマキシマリストということではありません。

一概には言えませんが、考え方の違いでしょう。削ぎ落とすか、積み上げるかです。
ミニマリストについて詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ。
マキシマリストと汚部屋の住人の違い
モノが多い点は共通していますが、違いは快適な空間をキープしているか。マキシマリストはモノが多くても、掃除や整理の手間を惜しみません。
快適な空間をキープできなければ、モノが溢れて管理が行き届かず、モノに支配される(ストレスを抱える、探し物で余計な手間をとる)ことになります。


ミニマリストとマキシマリストの共通点
ミニマリストとマキシマリストの共通点は以下の3つ。
- どのモノも精鋭であること
- 自分の気分に正直であること
- こだわりがあること
順番に見ていきます。
どのモノも精鋭であること
お気に入りで、愛するモノであること。形状やデザイン、機能性に惚れ込み、一つ一つのモノについて語れる。
もちろん、理由なく何となく持っているモノはあるでしょう。しかし、モノについてミニマリストは「所持している理由」を、マキシマリストは「歴史や背景」を語ることが出来る傾向にあります。
自分の気持ちに正直であること
モノが少ない方が落ち着く、多い方が落ち着く。両者に共通するのは、感覚に目を向けていること。部屋に抱くイメージとして「何となく気持ち悪い」という感覚は稀。
普通は日々の忙しい暮らしで、「汚くなってきたら掃除する」程度。モノの数に対しても、把握していないことが多いのではないでしょうか。
これは次の「こだわりがある」ともつながります。
こだわりがあること
部屋の内装について、いちいち気にかける。モノに対して向き合い、愛する。一言でいえば、こだわりです。
どんな理屈をこねくり回しても、そこにあるのはこだわりです。「なぜ、それを選んだか」「どうして所持し続けているか」。しっかりと考えている傾向にあります。
【マキシマリストとミニマリスト】まとめ
共通点は、一言でいえば快適な空間を創ることにあります。「日々の暮らしを豊かにしたい」というのは誰しも思うこと。
「お気に入りのモノに囲まれて生活したい。」という点にミニマリストとマキシマリストの本質的な同一性が見られます。


両者はこだわりが人一倍強い。「ストレスがない程度に住めればいい。」と思う方や「いちいちモノに思い入れなんてない」という方もいるでしょう。
モノに何かしらの愛着を持ち、吟味する傾向が強いからこそ、モノが少なすぎたりモノが多すぎたりといった、世間から見られる差異として浮かび上がってくる。そこにモノの数は関係ありません。
ミニマリストの暮らしがフューチャーされ、丁寧な暮らしやモノトーン部屋がクローズアップされる。
モノを減らした結果、選び取った精鋭が合理性と機能性だけになるのは無味乾燥でつまらない。どこか遊びを入れるためにマキシマリストの暮らしや部屋を参考にしてはいかがでしょうか。
では、また。