
こんな疑問に答えます。

モノがただでさえ、少ないミニマリストは突然の来客に対してどう対処しているのか。
基本的には「来客用」は用意しません。
「来客用」を準備しないメリットと、ではどうしているかをこの記事では書いています。
ぜひ、最後までお読みください。
「来客用」を準備しないメリット
メリットは大きく2つ。
スペースが空く
気持ちがすっきりする
順番に見ていきます。
スペースが空く
食器棚や押し入れのスペースが空くことで、使いやすくなります。
来客用の食器を普段の動線とは別に保管する(邪魔にならないように)している方も、スペースが空くことで、重ねたり、上下の入れ替えをしたりする必要がなくなります。
お気に入りの食器であれば、インテリアとしてより映えるでしょう。
気持ちがすっきりする
「この食器全然使ってない。いつになったら使うのかしら」がなくなります。
普段使う食器と同じように、いざ提供するときに洗うのであれば「来客用」の意味がありません。
奮発して高級な食器を買い揃え、普段使いには使えない食器。「もったいない」のは食器ではなく、保管するスペースになってしまいます。
総じて、悩む必要性と「せっかく揃えたのに使えない」というモヤモヤから解放されます。
「来客用」を断捨離する具体的方法
「来客用」を断捨離する具体的方法は以下の3つ。
- 普段使いを提供する
- 使い捨てを常備する
- レンタルをする
順番に見ていきます。
※来客用は基本的に手放しているという前提です。
普段使いを提供する
普段使いでもおもてなしは十分にできます。
おそらく根底にあるのは「普段使いの物で失礼にあたらないか」ということですが、一旦自分を振り返ってみましょう。
お邪魔したご家庭の食器の品質をいちいち気にするでしょうか。気にするのは食器を提供してくれるという「気遣い」の行動そのものではないでしょうか。
その気遣いも自分がすればするほど、相手も恐縮と思い、リラックスできなくなります。
また普段使いを提供することで
- 「自分の好き」をシェアできて喜びを感じる
- 「これどこの?」と会話が発生する可能性がある
- こだわりが相手に伝わる
例えば上記のメリットがあります。
自分の食器にこだわる人であれば、イコール上等な食器を提供できるでしょう。
自分にできる範囲で十分ではないでしょうか。
使い捨てを常備する
「災害用」にストックしている使い捨て容器を回すといいでしょう。
下手に食器棚に保管している食器より衛生的ですし、洗い物の心配をしなくてもすむし、相手にさせないことにもなります。
レンタルをする
時間的余裕があれば、食器や布団をレンタルをするのも1つです。
またレンタルをするのは物だけではありません。場所についてもカフェやホテルで代用できないかを考えるといいでしょう。
【来客用への対処法】まとめ
急な来客に対して、こちら側が意識しなければならない点は1点。
アメニティ(快適に過ごせる環境)がしっかりと整備されているか。
これだけです。
モノが少ないと、急な来客のために片付けをすることがありません。それだけでも相手への配慮が1つできているといえるでしょう。
「来客用」を抱え込んでモヤモヤしている方は、この機会にいざ手放してはどうでしょうか。
固定概念を1つ捨てるには低いハードルだと思います。
では、また。